外壁塗装は、住まいを長く、きれいに保つために欠かせないメンテナンスです。
しかし、費用や手間がかかるため、必要性を感じていない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、外壁塗装のメリット・デメリットを解説し、住まいのリスクを避けるためのポイントをご紹介します。
外壁塗装は必要ないと思ってる?
外壁塗装の必要性を感じていない理由として、以下のようなものが挙げられます。
- 外壁にひび割れや劣化が見られないため
- 外壁塗装の費用がかかる
- 外壁塗装の工事期間が長い
しかし、外壁塗装は、住まいを守るために欠かせないものです。
外壁塗装をしないと、次に列記したデメリットが生じる可能性があります。
外壁塗装をしないとどうなる?
デメリットを知ってリスクを避けよう
外壁が劣化
外壁塗装は、外壁を紫外線や雨風などの外的要因から守る役割を果たしています。
外壁塗装をしないと、外壁が劣化し、ひび割れや剥がれが起こりやすくなります。
家の見栄えが悪くなる
外壁塗装は、住まいの外観を美しく保つ役割も果たしています。
外壁塗装をしないと、家の見栄えが悪くなり、資産価値も下がる可能性があります。
外壁にコケやカビが生える
外壁塗装は、外壁にコケやカビが繁殖するのを防ぐ役割も果たしています。
外壁塗装をしないと、外壁にコケやカビが生えやすくなり、見た目にも悪影響を与えます。
更に塗膜の劣化により防水性能も失われてきます。
外壁にひび・割れが起こる(クラック)
外壁塗装は、外壁のひび割れを防ぐ役割も果たしています。
外壁塗装をしないと、外壁にひび割れが起こりやすくなり、雨漏りの原因になる可能性があります。
雨漏りが起きる
外壁塗装は、雨水が外壁に浸入するのを防ぐ役割も果たしています。
外壁塗装をしないと、雨漏りが起きやすくなり、建物の内部にまで水が浸入する可能性があります。
シロアリ等の害虫による被害が発生する
外壁塗装は、外壁の湿気を防ぐ役割も果たしています。
外壁塗装をしないと、外壁が湿りやすくなり、シロアリ等の害虫による被害が発生しやすくなります。
断熱性が下がる
外壁塗装には、断熱効果を高めるものもあります。
外壁塗装をしないと、断熱性が下がり、光熱費の負担が増える可能性があります。
建物の内部に影響が出る
外壁塗装をしないと、外壁の劣化や雨漏りなどが原因で、建物の内部に影響が出る可能性があります。
家の寿命が短くなる
外壁は、建物の外側を守る重要な役割を果たしています。
外壁塗装をしないと、外壁が劣化しやすくなり、家の寿命が短くなる可能性があります。
建物の寿命が短くなると、建て替えやリフォームが必要になり、費用がかさみます。
長い目で見るとメンテナンスコストがかかる
外壁塗装をしないと先に述べたトラブルがさらに重なり、修繕や外壁の張替え、リフォームが必要になる可能性があります。
修繕やリフォームの費用は、外壁塗装の費用よりも高くなることが少なくありません。
資産価値が下がる
外壁は、住まいの外観を左右する重要な要素です。
外壁塗装をしないと、住まいの見栄えが悪くなり、資産価値が下がる可能性があります。
資産価値が下がると、売却や賃貸の際に不利になる可能性があります。
外壁塗装をする5つのメリット
外壁塗装には、以下のメリットがあります。
1.塗り替えで住まいの外観がきれいになる
新築から10〜15年程度経過すると、外壁塗装は劣化し、色あせや汚れ、コケやカビなどが目立ってきます。
外壁塗装をすることで、これらの劣化をリセットし、新築時のような美しい外観を取り戻すことができます。
外観がきれいになると、住まいの印象が大きく変わります。
周囲の景観にも調和し、気持ちよく暮らすことができます。
外壁に劣化が見られなくても、定期的に塗り替えをしておくと安心です。
それは、資産価値の向上にもつながります。
2.外壁の劣化を遅らせることができる
外壁は、雨風や紫外線などの外的要因によって劣化します。
外壁塗装をしないと、外壁が劣化し、ひび割れや剥がれ、色あせや汚れ、コケやカビなどが目立ってきます。
これらの劣化は、外壁の寿命を短くし、雨漏りなどの別のトラブル原因にもなります。
定期的に外壁塗装を施し、外壁の劣化を遅らせることで、住まいを長持ちさせることができます。
3.住まいを雨風や紫外線から守ることができる
外壁塗装をすることで、塗膜が外壁を覆い、紫外線や雨風などのダメージから守ることができます。
紫外線は外壁の劣化を促進し、ひび割れや剥がれなどのトラブルを引き起こす可能性があります。
また、雨水が外壁に浸入すると、外壁が劣化し、雨漏りなど発生する可能性があります。
外壁塗装をすることで、紫外線のダメージや雨水の浸入を防ぎ、外壁を守ることができます。
4.遮熱・防水などの機能を外壁に付加できる
外壁塗装には、遮熱性や防水性などの機能を向上させる効果のある塗料があります。
これらの塗料を塗ることで、外壁の性能を向上させ、住まいの快適性を高めることができます。
遮熱性の高い塗料を塗ることで、日射による室内の温度上昇を抑えることができます。
夏場の省エネ効果が期待でき、光熱費の削減にもつながります。
また、防水性の高い塗料を塗ることで、雨水の浸入を防ぎ、雨漏りを防止することができます。
遮熱・防水などの機能を持つ外壁塗料の例をご紹介します。
- 遮熱塗料
- 防水塗料
- 断熱塗料
- 防藻・防カビ塗料
- 耐久性の高い塗料
外壁塗装をする際には、これらの機能を持つ塗料を検討してみてはいかがでしょうか。
5.住まいの資産価値を守ることができる
外壁塗装の重要なメリットです。
外壁は、住まいの外観を左右する重要な要素です。
外壁が劣化していると、住まいの印象が悪くなるだけでなく雨漏りなどのトラブルが発生して資産価値が下がる可能性があります。
外壁塗装をすることで、外壁の劣化を遅らせ住まいの寿命を延ばすだけでなく、新築時のような美しい外観を取り戻すことができます。
それが、住まいの印象の向上や売却・賃貸の際の価値を高めることができます。
外壁塗装を検討する際には、住まいの資産価値を守るメンテナンス効果としても考慮してみてはいかがでしょうか。
住まいのリスクを避けるためのポイント
外壁塗装は、住まいを守るための重要なメンテナンスです。
費用や手間はかかりますが、住まいのリスクを避けるためにも、定期的な塗り替えを検討してみてはいかがでしょうか。
下記に3つのポイントを挙げました。
塗り替えの検討するときは、下記のポイントを参考に進めてみるといいでしょう。
1.外壁塗装の時期を把握する
外壁塗装の時期の目安は、10〜15年程度です。
外壁にひび割れや剥がれなどの劣化が見られなくても、定期的に塗り替えをしておくと安心です。
2.複数の業者から見積もりを取る
外壁塗装の費用は、業者によって大きく異なります。
複数の業者から見積もりを取ることで、適正な価格で外壁塗装を依頼することができます。
3.信頼できる業者を選ぶ
外壁塗装は、プロの技術が必要な工事です。
信頼できる業者を選ぶことで、安心して外壁塗装を依頼することができます。
まとめ
外壁塗装は、住まいを長く、きれいに保つために欠かせないメンテナンスです。
外壁塗装をしないと、外壁が劣化し、家の見栄えが悪くなったり、雨漏りなどのトラブルが発生したりする可能性があります。
外壁塗装の費用や手間はかかりますが、住まいのリスクを避けて価値を高めるためにも、定期的な塗り替えをおすすめします。