塗装会社に外壁塗装の見積もりを頼むときのコツ!失敗しない比較検討ポイント

外壁塗装は、住まいの寿命を左右する大切な工事です。
しかし、業者選びや見積もりの比較は、専門知識がないと難しいと感じていませんか?

この記事では、外壁塗装の見積もりを依頼する際に知っておきたい、失敗しないための比較検討ポイントを徹底解説します。
この記事を読めば、あなたにぴったりの塗装会社を見つけることができるはずです。

失敗しない塗装会社選び!
外壁塗装の見積もり依頼前の準備

複数の塗装会社から見積もりを取得

外壁塗装:見積もり

まずは、複数の塗装会社に見積もりを依頼しましょう。
相見積もりを取ることで、各社の価格やサービス内容を比較し、より適正な価格で高品質な工事が期待できます。

相見積もりは必須!3社以上から比較検討

一般的には、3社以上の見積もりを比較検討することがおすすめです。
なぜ3社以上がおすすめなのか、その理由は3つあります。

まず一つ目は、複数の見積もりを比較することで、地域の一般的な相場を把握できます。

そして二つ目は、各社が提供するサービス内容(使用塗料、保証期間など)を比較し、自社のニーズに合った業者を見つけやすくなります。

三つ目は、見積もりの依頼から、質問への回答までの対応の早さや丁寧さを比較することで、信頼できる業者かどうかを判断できます。

複数の塗装業者から見積もりを取ることは、各社の強みや弱みを把握し、総合的に判断することで、より良い選択につながります。

訪問販売や飛び込み営業は要注意!冷静に判断を

訪問販売に注意

訪問販売や飛び込み営業で契約することは避けましょう。
十分な比較検討をする時間がないまま契約を急かされることが多く、冷静な判断が難しくなりがちです。

相場よりも高額な料金を請求される可能性があったり、契約書の内容が十分に説明されないまま契約を進められることがあるなど、後のトラブルに繋がる可能性があります。

ホームページや口コミで実績・評判をチェック

各社のホームページで実績や施工事例を確認し、口コミサイトなどで評判を調べてみましょう。
多くの実績があり、良い評判が多い会社を選ぶことが大切です。

ホームぺージに掲載されている実際の顧客の声を見ることで、業者の評判や信頼度を判断できます。

またホームページだけでなく、Googleマップなどの口コミサイトも参考にしましょう。
ホームぺージに掲載されている過去の施工事例を見ることで、業者の技術力やセンスも把握できます。

資格・保険の有無も確認!安心できる業者を選ぼう

塗装業者の資格や保険の有無を確認することも重要です。
資格を持っている業者であれば、一定の技術力があると考えられます。
また、工事中にトラブルが発生した場合に備えて、賠償責任保険に加入している業者であれば、万が一のトラブルにも対応してもらえます。

見積書は宝の山!比較検討ポイントを徹底解説

見積書には、工事内容や費用など、大切な情報が盛り込まれています。
見積書をしっかりと確認し、比較検討することで、より良い選択をすることができます。

見積書の基本情報の確認

外壁塗装:見積もり

会社名、住所、連絡先:信頼できる会社か確認

会社の登記簿謄本を取り寄せ、見積書に記載されている会社名、住所、代表者名が一致しているかを確認することで、会社の信頼性を高めることができます。

そして、実績のある会社かどうか、ホームページや口コミサイトで、過去の施工実績や顧客からの評判を確認しましょう。
緊急時の連絡がスムーズに行えるよう、電話番号だけでなく、メールアドレスやFAX番号なども確認しておくといいでしょう。

見積もり有効期限:期限切れに注意

見積書の有効期限を過ぎたものは、価格や内容が変更されている可能性があります。
必ず有効期限内の見積もりで比較検討しましょう。

有効期限が切れてしまった場合は、参考程度にせず、再度見積もりを依頼する必要があります。

日付:最新の見積もりか確認

複数の会社に見積もりを依頼する場合は、各社の見積もりの日付を比較し、最新の情報を元に比較検討しましょう。
日付が古い見積もりの場合は、工事内容や価格が変更されている可能性があります。

塗装工事の内容

外壁塗装

塗装面積:㎡単位で明記されているか

塗装面積は、使用する塗料量や工事費を算出する上で最も重要な要素です。
㎡単位で正確に記載されていることで、見積もりの根拠を明確にできます。

<正確な面積の算出>
塗装面積が正確に算出されているかを確認することで、見積もりの金額が妥当か判断できます
(例:外壁〇〇㎡、破風板△△㎡など)

<㎡あたりの単価>
各社の㎡あたりの単価を比較することで、価格の相場を把握できます。

塗料の種類・グレード:耐久性・価格のバランスを考慮

<塗料の特性>
各塗料の耐久性、耐候性、防汚性などの特性を比較し、建物の状況やご自身の希望に合った塗料を選びましょう。

<価格帯>
塗料の種類によって価格が大きく異なります。耐久性と価格のバランスを考慮して選びましょう。

塗料メーカー:信頼できるメーカーか

<実績のあるメーカー>
長年実績のあるメーカーの塗料は、品質が安定している傾向があります。

<保証期間>
塗料メーカーが提供する保証期間も確認しましょう。

塗布回数:下塗り・中塗り・上塗りの回数

<一般的な塗布回数>
外壁塗装では、通常、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りを行います。

<塗料の特性による調整>
塗料の種類によっては、塗布回数が変わる場合があります。

工程詳細:足場設置、高圧洗浄、養生など

<全ての工程が記載されているか>
足場設置、高圧洗浄、養生、下地処理、塗装など、全ての工程が明記されているか確認しましょう。

<工程ごとの費用>
各工程ごとの費用が明記されていると、より詳細な比較が可能になります。

使用材料:塗料以外にシーリング材なども確認

<シーリング材>
外壁のひび割れを埋めるシーリング材の種類や、使用量も確認しましょう。

<その他材料>
下地処理剤やプライマーなど、使用する材料が全て記載されているか確認しましょう。

付帯部塗装:雨樋、軒天などの塗装も含まれるか

<付帯部の状態>
雨樋、軒天、破風板などの付帯部の状態を確認し、塗装が必要か判断しましょう。

<付帯部の塗装費用>
付帯部の塗装費用が別途かかる場合があるため、確認が必要です。

費用と支払い条件

外壁塗装:見積もり

総額:内訳が明確になっているか

<内訳の詳細>
塗装工事費、足場工事費、処分費など、内訳が詳細に記載されているか確認しましょう。

<消費税の有無>
消費税が正しく計算されているか確認しましょう。

支払い方法:分割払い可能か、手数料は?

<支払い回数>
分割払いが可能な場合、支払い回数や手数料を確認しましょう。

<支払い時期>
着工時、中間、完了時などの支払い時期を確認しましょう。

着工金・中間金・完了金の割合

<一般的な支払い割合>
着工金30%、中間金50%、完了金20%が一般的ですが、業者によって異なる場合があります。

<支払いのタイミング>
各支払いのタイミングを明確にしておきましょう。

追加料金:発生条件を事前に確認

<追加工事の場合>
下地処理が思った以上に必要だった場合など、追加工事が必要になることがあります。

<天候による遅延>
天候不良による工期遅延が発生した場合、追加費用が発生する場合があります。

保証とアフターサービス

外壁塗装:アフターサービス

保証期間:一般的には5年~10年

<保証内容>
塗膜の剥がれ、ひび割れ、色褪せなど、保証内容をしっかりと確認しましょう。

<保証書>
保証書が発行されるか確認しましょう。

保証内容:塗膜の剥がれ、変色、ひび割れなど

塗膜の剥がれ、変色、ひび割れなどが保証対象か確認しましょう。

アフターサービス:定期点検の有無

<定期点検>
塗装後の定期点検を行ってくれるか確認しましょう。

<保証期間中の対応>
保証期間中に不具合が発生した場合の対応について確認しましょう。

比較検討をスムーズに!塗装会社への賢い依頼方法

現地調査は必ず依頼

外壁の劣化状況、ひび割れ、コケの発生など、建物の状態を実際に目で見て確認する現地調査を依頼することで、建物の状態を正確に把握してもらい、最適な塗装プランを提案してもらうことができます。

現地調査で見てもらうべきポイント
1.外壁のひび割れ、コケの発生、塗膜の剥がれ、シーリングの劣化
2.雨樋や軒天などの付帯部の状態
3.サッシ廻りの状況
4.外壁の素材(サイディング、モルタルなど)

建物の状態を正確に把握してもらう

建物の状態を詳しく説明し、気になる点があれば質問するようにしましょう。

<事前に確認しておくこと>
1) 建物の築年数
2) 過去に外壁塗装を行ったことがあるか
3) 気になる箇所(ひび割れ、剥がれなど)
4) 希望する塗料の種類や色

<業者に伝えること>
□ 建物の状態を詳しく伝える
□ 気になる箇所を具体的に伝える
□ 希望する工事内容を伝える

不明点は遠慮なく質問!納得いくまで説明を

見積書の内容や工事について、疑問点があれば遠慮なく質問しましょう。
納得いくまで説明してもらうことが大切です。

質問すべきこと
□ 塗装する塗料の種類と特徴
□ 工事期間
□ 使用する足場の種類
□ 養生方法
□ 保証内容
□ 支払い方法
□ 追加費用が発生する可能性

納得いくまで説明してもらう
●専門用語を使わずに、分かりやすく説明してもらう
●見積書の内容を一つ一つ丁寧に説明してもらう

複数の塗装パターンで見積もり依頼

同じ会社に、複数の塗装パターンで見積もりを依頼してみましょう。
塗料の種類やグレードを変えたり、付帯部の塗装の有無を変えたりすることで、費用と性能のバランスを比較することができます。

<メリット>
1.それぞれの塗装パターンごとの費用を比較できる
2.予算に合わせて最適なプランを選ぶことができる
3.各業者の提案力や柔軟性を比較できる

依頼する際の注意点
◆各パターンで比較したい点を明確にする
◆各業者に同じ条件で見積もりを依頼する

1社で複数パターンの見積もりを依頼するメリット

外壁塗装:見積もりのポイント

1社に塗料やグレードの違いによる複数の見積もりを依頼することで、より詳細な比較が可能となり、最適なプランを選ぶことができます。
塗料やグレードの違いによる費用の比較することで予算に合わせて最適なプランを選ぶことができます。

また、業者ごとの提案力やサービスの違いから、各社の強みや弱みを把握することができます。

塗料やグレードの違いによる費用の比較がしやすい

シリコン塗料、フッ素塗料、無機塗料など、様々な種類の塗料の見積もりを同時に得られます。
同じメーカーの塗料でも、グレードによって価格が大きく異なります。
価格と性能の関係を比較し、予算と希望の耐久性を両立させることができます。

そして各塗料の特性(耐久性、耐候性、防汚性など)を比較し、建物の状況やご自身の希望に合った塗料を選ぶことができます。

予算に合わせて最適なプランを選びやすい

複数の塗料やグレードの見積もりを比較することで、耐久性、美観、費用など、優先順位を明確になり、それに合わせたプランを選ぶことができます。

そして予算を超えるような高額なプランを避け、予算に合わせた最適なプランを選ぶことができます。

業者ごとの提案力やサービスの違いがわかる

塗装面積、塗料の種類、工程など、可能な限り同じ条件で見積もりを依頼しましょう。
各見積もりの内容を比較しやすいように、表などで整理すると便利です。

各業者に同じ質問をすることで、より客観的な比較ができます。

まとめ:比較検討で見つける!あなたにぴったりの塗装会社

外壁塗装:塗装会社

外壁塗装は、住まいの寿命を左右する大切な工事です。
数多くの塗装会社の中から、自分に合った業者を選ぶためには、慎重な比較検討が不可欠です。

見積もりは比較してナンボ!複数の業者を比較検討

<他社と比較:ポイント1>相場の把握

複数の業者から見積もりを取ることで、地域の一般的な相場を把握することができます。

<他社と比較:ポイント2>サービス内容の違い

各社のサービス内容(使用塗料、保証期間、アフターサービスなど)を比較し、自社のニーズに合った業者を見つけやすくなります。

<他社と比較:ポイント3>業者の対応

見積もりの依頼から、質問への回答までの対応の早さや丁寧さを比較することで、信頼できる業者かどうかを判断できます。

同じ会社でも複数パターンの見積もりで比較検討

<パターン比較:ポイント1>塗料の種類

シリコン塗料、フッ素塗料など、様々な種類の塗料の見積もりを同時に得られます。

<パターン比較:ポイント2>グレード

同一の塗料の種類でも、グレードによって価格が大きく異なります。
価格と性能の関係を比較し、予算と希望の耐久性を両立させることができます。

<パターン比較:ポイント3>工事内容

塗装範囲、下地処理の方法など、工事内容を変えることで、費用と性能の関係を比較できます。

納得できるまで質問し、信頼できる業者を選ぼう

質問すべきこと

□ 塗装する塗料の種類と特徴
□ 工事期間
□ 使用する足場の種類
□ 養生方法
□ 保証内容
□ 支払い方法
□ 追加費用が発生する可能性

信頼できる業者とは・・・

□ 質問に丁寧に答えてくれる
□ 契約内容をしっかりと説明してくれる
□ 過去の施工実績が豊富
□ 保証内容が充実している
□ アフターサービスが充実している

この記事を書いた人

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藤塗装

浜松市にある藤塗装です。屋根塗装、外壁塗装、リフォームについてお困り事がございましたらご相談ください。足場工事も承っています。