失敗事例から学ぶ!屋根塗装・外壁塗装の依頼で失敗しないためのポイント

外壁リフォーム後

屋根塗装・外壁塗装は、住まいの外観を美しく保ち、耐久性を高めるために欠かせないメンテナンスです。
しかし、悪質な業者に依頼してしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。

そこで今回は、屋根塗装・外壁塗装の業者選びでよくある失敗パターンと、失敗しないためのポイントをご紹介します。

屋根塗装・外壁塗装の業者選び、よくある失敗パターン

施工業者の選定をミスった!

困った

屋根塗装や外壁塗装の業者選びで最も多い失敗で、信頼できる業者を見つけられなかったという声が挙がっています。

屋根塗装・外壁塗装は、高額な費用がかかる工事です。
しかし、以下の理由で施工業者の選定をミスしてしまう人が多くいます。

口コミや評判を確認せず、適当に選んでしまうと、工事の質が低かったり、工期が遅れたりすることがあります。
そのため、まずはしっかりと確認して信頼できる業者を選ぶことが重要です。

失敗例1:訪問販売業者で契約してしまった

訪問業者

訪問販売業者は、強引な契約を迫ったり、不必要な工事を勧めたりする悪徳業者が存在します。
突然訪れて契約を迫ることが多く、その場で即決してしまうと後で後悔することが多いです。
訪問販売業者との契約は十分な情報を得られないまま進められることが多いため、トラブルに繋がりやすいです。

失敗例2:相見積もりを依頼しなかった

複数の業者から見積もりを取ることで、適正な価格を知ることができます。
複数の見積もりを取らないと、価格やサービス内容の比較ができません。
一つの業者だけに見積もりを依頼すると、高額な料金を請求されたり、不適切な工事をされたりするリスクが高まります。

失敗例3:値引きやモニター価格に惑わされてしまった

異常な安さの料金には、裏がある可能性があります。

大幅な値引きやモニター価格に惹かれて契約してしまうと、後で追加料金が発生したり、工事の質が低かったりすることがあります。
値引きや特別価格の裏には何かしらの理由があることが多いです。

失敗例4:見積もりに乗っていない追加工事が発生した

足場工事

契約後に追加工事を請求される悪質な業者が存在します。

契約前に見積もりに含まれていない工事が、後から追加されるケースもあります。
これは業者が最初の見積もりを低く見せて、後で高額な追加工事を請求する手口です。

失敗しないためのポイント

1.業者選びを間違えない!信頼できる業者を見つける方法

屋根塗装・外壁塗装の業者選びで失敗しないためには、まず信頼できる業者を見つけることが重要です。
悪徳業者に依頼してしまうと、高額な料金を請求されたり、手抜き工事されたりするなどのトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
そこで、信頼できる業者を見つけるために、以下のポイントをチェックしましょう。

口コミや評判を確認する過去の利用者の口コミや評判は、業者選びの参考になります。
インターネットでの評判や口コミサイト等を調べて情報収集しましょう。
過去の施工例をチェック業者の過去の施工例を確認し、質の高い工事を行っているかを確認しましょう。
見積もりを複数の業者から取る複数の業者から見積もりを取り、価格やサービス内容を比較しましょう。
相見積もりを取ることで、適正な価格を知ることができます。
資格や許可を確認する外壁塗装や屋根塗装には、専門の資格があります。
資格を持っている業者は、技術や知識があることが証明されています。
業者が必要な資格や許可を持っているかを確認しましょう。
実際に会って話を聞き、内容を確認する見積もりを取る前に、実際に業者に会って話を聞いてみましょう。
対応や説明内容から、誠実な業者かどうか判断することができます。

2.こんな悪徳業者の手口に注意!

悪徳業者

悪徳業者は、巧妙な手口で消費者を騙そうとします。
以下のような業者には十分注意しましょう。

法外な料金を請求する

見積もりよりも大幅に高額な料金を請求する業者は避けましょう。
事前に明確な見積もりをもらい、それ以上の請求がないように契約書に明記してもらうことが重要です。

強引な契約を迫る

契約を急かしてくる業者は信頼できません。
すぐに契約を迫ったり、クーリングオフ制度の説明を怠ったりする業者は、悪徳業者の可能性があります。
十分な時間をかけて検討し、納得してから契約するようにしましょう。

不必要な工事を勧める

本来必要のない工事を勧めたり、脅迫まがいの営業をする業者は悪徳業者の可能性が高いです。
必要な工事とそうでない工事をしっかり見極めましょう。

資格を持っていない

外壁塗装や屋根塗装には、専門の資格があります。
必要な資格や許可を持っていない業者には依頼しないように、事前に資格や許可があるかどうかを確認することが大切です。

口コミや評判が悪い

口コミ悪い

口コミや評判が悪い業者は避けましょう。
インターネットでの評判を確認し、信頼できる業者を選びましょう。

3.訪問販売業者とのトラブル回避のコツ

選び方のポイント

訪問販売業者は、悪徳業者が紛れ込む可能性が高い業態です。
トラブルを回避するために、以下のポイントに注意しましょう。

すぐに契約しない

訪問販売業者は、巧妙な話術で消費者を契約に誘導しようとします。
訪問販売業者が突然訪れて契約を迫る場合でも、すぐに契約せず、冷静に判断することが重要です。
訪問販売業者は急かして契約を取ろうとすることが多いですが、契約する前に、じっくりと検討する時間を持ちましょう。

複数の業者から見積もりを取る

訪問販売業者だけでなく、他の業者からも見積もりを取ることで、適正な価格を知ることができます。

一つの業者だけに見積もりを依頼せず、必ず複数の業者から見積もりを取りましょう。
これにより、適正な価格やサービス内容を比較し、最適な業者を選ぶことができます。

クーリングオフ制度を知っておく

訪問販売で契約や購入した場合、契約後でも一定期間内であれば無条件で契約を解除できるクーリングオフ制度が適用されます。
この制度についてしっかり理解し、必要な場合に利用できるようにしましょう。

契約内容を隅々まで確認する

契約書に記載されている内容を詳細に確認し、不明点や疑問点があれば業者に質問しましょう。
特に、工事内容や料金、工期、支払い方法、保証内容など、重要な事項が記載されています。
契約前に必ず内容を確認し、納得してから契約しましょう。

4.事前にしっかりと確認!見積もり書のチェックポイント

見積もり・請求書

見積もり書をしっかり確認することで、後々のトラブルを防ぎ、安心して工事を依頼することができます。見積もり書をもらう際には、以下のチェックポイントを確認しましょう。
口頭の約束はせずに全て書面で確認できることが重要です。
不明点があれば質問して確認しましょう。

1)項目と内容が明確に記載されているか

見積もり書には工事の項目や工事内容、使用する材料、数量、単価、合計金額などが明確に記載されている必要があります。
曖昧な表現や不明瞭な項目がないか確認しましょう。
どの部分にどのような作業が行われるのか、具体的に説明されているかを確認しましょう。

2)材料や塗料の種類が明記されているか

使用する材料や塗料の種類は、工事の品質や費用に大きく影響します。
使用する材料や塗料の種類、具体的なメーカー名や商品名、グレードなどが明記されているか確認しましょう。
塗料のブランドや種類が明確に記載されていることで、品質や耐久性を把握することができます。

3)工期が具体的に示されているか

工期は、工事のスケジュールを把握するために重要です。
具体的な開始日と終了日、天候等による工期延期の可能性について記載されているか確認しましょう。
具体的な工期が記載されていることで、工事の進行状況を把握しやすくなります。

4)追加工事の可能性について説明があるか

工事中に予想外の追加工事が発生する可能性があります。
追加工事の可能性について説明があり、その場合の費用目安が見積もり書に記載されているか確認しましょう。
追加工事が必要になった場合、その内容や費用について明確に説明されているかが重要です。

5)諸費用が明記されているか

諸費用とは、足場代、養生代、廃棄物処理費用など、工事に関わるその他の費用です。
工事費用以外の諸費用(交通費、足場設置費用、処分費など)の内訳が明確に記載されているかを確認しましょう。
これにより、後から予期せぬ費用が発生するリスクを減らすことができます。

契約内容を理解し、納得してから契約!

見積もり

悪質な業者は、契約内容を不透明にして、消費者に不利な条件を押し付ける場合があります。
契約書には、工期、費用、支払い方法、保証内容など、重要な事項が記載されています。

契約前に必ずしっかりと内容を理解し、納得してから契約することでトラブルを防ぐことができます。
以下の項目を確認しましょう。

1)工期

工期は、工事のスケジュールを把握するために重要です。
具体的な開始日と終了日、天候等による工期延期の可能性について記載されているか確認しましょう。
工期が具体的に示されていることで、計画的に工事を進めることができます。

2)費用

費用には、工事費用の他に、諸費用や消費税などが含まれます。
総費用が詳細に記載されているか確認しましょう。
見積もりに含まれる費用や、追加費用の有無についても確認し、予算内で工事が完了するかを把握しましょう。

3)支払い方法

支払い方法は、現金一括払い、分割払い、後払い、ローン払いなどがあります。
支払い方法や条件についても詳細に確認して、自分にとって無理のない支払いプランを選びましょう。

4)保証内容

保証内容は、工事完了後のアフターフォローについて定めたものです。

工事後の保証内容についても確認が必要です。
どの部分がどのくらいの期間保証されるのか、免責事項など保証の範囲や条件について詳細に把握しましょう。

5)解約条件

解約条件は、契約を解除する場合に適用される条件です。
契約を解約する場合の条件についても確認しましょう。
解約できる場合の時期、解約に伴う費用や解約手数料、解約が認められる条件について明確に理解しておくことが重要です。

6)アフターフォロー

アフターフォローは、工事完了後の不具合やメンテナンスに関する対応について定めたものです。

工事後のアフターフォローについても確認しましょう。
定期点検やメンテナンス、トラブル発生時の対応など、長期的に安心できるサポートが提供されるかを確認しましょう。

工事中の様子をこまめに確認して、トラブルを未然に防ぐ

立ち合い、こまめに確認

工事中は、業者に任せて安心するのではなく、こまめに様子を確認し、積極的にコミュニケーションを取るようにしましょう。
そうすることで、トラブルを未然に防ぐことができます。

1)工事の進捗を定期的に確認

現場を定期的に訪れ、工事の進行状況を確認しましょう。
予定通りに進んでいるか、問題がないかをチェックすることで、早期に対応できるトラブルを防ぐことができます。
足場や養生が不十分だと、落下事故や建物の破損などの危険があります。
足場や養生がきちんと設置されているかも確認しましょう。

2)工事内容が契約通りか確認

契約書に記載された内容通りに工事が行われているかを確認しましょう。

使用する材料や工法が契約と異なる場合、すぐに業者に報告し、対応を求めましょう。
工事が遅延する場合は、その理由を説明してもらいましょう。

3)写真や記録を残す

工事の進捗や異常があった場合の証拠として、写真や記録を残しておくと後々のトラブル解決に役立ちます。
工事が完了したら、外壁や屋根の仕上がりを確認しましょう。
気になる点があれば、業者に指摘しましょう。

4)コミュニケーションを取り続ける

業者と積極的にコミュニケーションを取り、疑問や不安があればすぐに相談しましょう。
業者との良好な関係が、スムーズな工事進行につながります。

長期的な安心のためにアフターフォローも事前確認!

チェックポイント

アフターフォローは、屋根塗装・外壁塗装工事後の長期的な安心のために重要なポイントです。
万が一トラブルが発生した場合の対応についても確認しておきましょう。

トラブルが発生した場合に迅速に対応するかどうか、保証が適用される範囲や条件などを確認します。

また、業者が定期的な点検を行ってくれるかどうかも重要です。
定期点検があることで、問題が早期に発見され、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。

必要なメンテナンスや修理のサポート体制が整っているかどうか、アフターフォローがしっかりしている業者は、長期的に安心できるパートナーとなります。

まとめ

屋根塗装のイメージ

以上のポイントを押さえておくことで、屋根塗装・外壁塗装の工事中や工事後も安心して過ごすことができます。
トラブルを未然に防ぎ、長期的に満足できる工事を実現するために、工事中の確認と工事後のアフターフォロー確認も心に留めて確認しておくといいでしょう。

この記事を書いた人

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藤塗装

浜松市にある藤塗装です。屋根塗装、外壁塗装、リフォームについてお困り事がございましたらご相談ください。足場工事も承っています。